まるたの記録

起こったこと、思ったこと。そして、愛の記録。といいつつ読書記録がメイン。

(20)20210922

 本を読めるメンタルになってきたとはいえ、小説を読むと登場人物たちに引っ張られてしまうので違うジャンルものを読もうと思った。そこで読めていなかったBRUTUSを読んでいる。......7月号だけど。そう、とある界隈で話題になった大人の勉強案内をしている7月号だ。面白そうと思って買ったはいいけど、なんとなく開いていなかった。憧れのロルバーン手帳も買ってみたのでそれにメモしながら読もうと、今回ページを捲りはじめた。
 まだ読み始めたばかりだけど、いろんな人が自分にとっての学びについて語っているのがいいなと思った。世の中の当たり前に疑問をもって考え抜くことを学びと捉える人もいるし、現場で様々な体験をすることを学びとする人もいる。先人が拓いてきた学問を用いて思考するのも学問だ。世の中にはいろんな学びの形がある。その深さはこのインタビューに答えている方々には及ばないけど、「学び体験」くらいならそれぞれの学び方を経験しているなと思った。特に土井善晴さんの自考は私に縁のある考え方だった。自考に真剣に取り組んでいたあの時間が懐かしい。時間と心の余裕がないときは、答えの見えない問いについて考え続けるというのは難しい。それが「そもそも〇〇ってなんだっけ?」と定義を疑うようなものなら尚更。でも楽しい。考え抜いた後は世界の解像度が上がったと感じる。難しいけど、楽しい時間のこと忘れないように生きたいな。