まるたの記録

起こったこと、思ったこと。そして、愛の記録。といいつつ読書記録がメイン。

(6)20210826

 他人の読んでいる本が面白そうに見える現象がある。実際、面白いことが多いというのは事実だけども、自分で見つけるときよりも面白そうに見えるので不思議だ。Twitterでフォローしている人が「これを読んでる」と言及していたり、本の中で「この本を読んだ」ということが述べられたりすると、読みたい欲がむくむくと湧き上がってくる。読んだと言われなくても写真に写り込んでいるだけで、頼まれてもいないのに画像を拡大して、タイトルやキーワードを見つけて検索する。書いていたらこの現象は病的な気がしてきた。
 なんでこんな話を始めたかというと『プルーストを読む生活』にたくさん本が出てくるからだ。それはもうたくさんの本が挙げられる。本だけでなく記事も紹介される。最後の方をめくってみれば、「この日記の時期に読まれていた本」という恐ろしく魅惑的なページが用意されている。これはとんでもない本である。読めば読むほど、私の「読みたい本リスト」が溜まっていく。まだまだ私の読書習慣は続きそうだ。