久しぶりに本をたくさん読んで過ごした。読んだのは『家が好きな人』と『虎のたましい人魚の涙』の2冊。本を読むと、不思議と心穏やかに過ごせることに気づいた。 疲れていると本を読めない。全身から気力がなくなって、長い文章を読む、ということが億劫に…
2月の話をしようと思う。ただの自分語りなので、人の日記を読むのが趣味の人はどうぞ(私のことです)。 怒涛の1月が終わり体調を崩したのが2月のはじめ。最初は体の調子が悪くて、その後、心の調子が悪くなった。いや、もともと心は不安定だったか。ただ、体…
毎日が息苦しくて重苦しいここはきっと重力十倍 ぬくもりが私の気持ちを軽くするあなたのとなり無重力空間 現実逃避にかかる時間タスクをこなす時間の三倍 おふとんに包まれる時間幸せで天国産の肉まん一つ この場所から連れ出す役の白馬の王子やってくるの…
卒論が書き終わらないのに、ブログを書いている。現実逃避に頭からっぽで文章を書く。そういう時間があってもいいと思う。 正直な話、本を読む暇があれば卒論に関係する資料を読み解き、論文を書かなければならない状況なので本を読む時間がない。それでも読…
お鍋でお手軽にお腹を満たし、最高な気分でこの文章を書いている。 12月2日目。お鍋がおいしい季節になって幸せだ。家で食べる鍋も、外で食べる鍋も好きだ。といっても今月は卒論に追われているので、あまり外で食べる余裕はない。それでもお気に入りのお店…
今日から12月って信じられますか?1年経つの早くない?1年の終わりが近づくと、時間の流れの速さに絶望する。でもどうしようもなく12月ってワクワクするんですよ。冬ってなんとなく非現実的なんですよね。街がクリスマス気分になって、寒さで空気が澄む。1年…
学校の講義で自分が読んだことのある本を提示されると、もう一回読み返したいなと思う。そうやって新しく買った本は積んだまま......なんてことはないように、読書時間を捻出したいなと思う今日この頃。スマホを眺める時間を本を開く時間にすればかなりの読…
随分と記録をサボってしまった。そもそも読書ができていなかった。昔は「読書は心の栄養」なんて言って、無限に本を読めていた。それなのに、いつの間にか栄養を摂取することに体力を使うようになっている。でも変わらず文章を読むのは好きで、Twitterにはり…
ひどく沈んで、それでも日々の仕事はやってくる。それをぎりぎりやり遂げる生活。いつになったら終わるのだろうか。 生きるだけで大変なのに、よりよく生きるためにはやらないといけないことが増える。そしてよりよく生きたいから悩む。いつだって選択の連続…
どうしようもないことは、どうすることもできないからとても悲しい。後から後から溢れる涙。枯れたと思ったのにすぐに溢れ出す水。そして時間の経過とともに痛くなる頭。ぐちゃぐちゃでボロボロで世界の全てが敵に見える。否、私という存在が邪魔なだけで、…
本の貸し借りというものを、私は図書館でしかしてこなかった。友だち同士で本をオススメすることはあっても、本を渡すことはない。それを読むか読まないかは自由で、読みたければ図書館に行っていた。だから借りパクに遭遇したこともない。貸しても、借りて…
調べ物で本を読むのはかなり疲れる。調べたことを上手に記録するのが苦手で、何度も同じ部分を読む羽目になる。パソコンに打ち込むには変換するのが手間で、ノートに書き写すには内容が多くて面倒。かといってコピーするには量が多すぎる。 そういうわけで調…
本を読めるメンタルになってきたとはいえ、小説を読むと登場人物たちに引っ張られてしまうので違うジャンルものを読もうと思った。そこで読めていなかったBRUTUSを読んでいる。......7月号だけど。そう、とある界隈で話題になった大人の勉強案内をしている7…
しばらくメンタルが死んでいて本を読んでいなかった。昔は本の中という別世界に思考を飛ばして現実逃避できていたけど、最近はそれができない。本のどこかから、自分の悩みや苦しみの断片を見出し、本の内容から離れてしまう。登場人物の思考に自分を、もし…
今日は『マカン・マラン』の感想ハガキを出した。本に専用のハガキが付いてるときはなるべく出すようにしている。感想ハガキはお手軽に、本を作った人たちに面白かったよアピールが出来るから。インターネットの海に流すより、確実に声が届くのもいいところ…
『マカン・マラン』を読み終えた。大事に大事に読み終えた。この本最後の料理は1週間かけて材料を追加していくスープだ。常連たちが材料を用意し、店の主人シャールの弟分であるジャダが調理を進める。ゆっくりゆっくり作る過程を、ゆっくりゆっくり読んだ。…
今日は初心に戻って『マカン・マラン』を読んでいた。読み進めていると、クライマックスにありがちな全員大集合の気配を感じ取ったので本を閉じた。私はありきたりだけど、今までの登場人物たちが集合する展開が好きだ。興奮する。あぁ、あのときのあの人が…
文字を読むのも書くのも、何もしたくない日がある。今日がそれだった。だから本は読もうとしてやめてしまった。文字も書こうとしてはページを離れるばかり。そんな日もある。
今日は用事があったので喫茶店でモーニングをいただいた。お供は持ち運びやすいので文庫本。原田ひ香さんの『三人屋』。この本にはモーニングで信じられないほど美味しいパンを出すお店が出てくる。そこまでハードルを上げられると、現実ではなかなか太刀打…
今日はくるくる回る椅子でくるくる回って本を読んだ。気分を変えたかったから。朝読む本も少し変えたくて、工藤玲音さんの短歌集『水中で口笛』を読んだ。私は工藤玲音さんの言葉がかなり好物なのでとても美味しくいただいた。水みたいにすぅっと透きとおっ…
連日布団の上で過ごしていたので今日も調子が出なかった。夕方過ぎまで本を読んだり、動画を見たりしながらぼーと過ごす。やらないといけないはずのあれこれを思い浮かべながら動けずにいた。 ようやく重い腰を上げたときには外はすっかり暗かった。そこから…
昨日は某お注射による体調不良だったので読書記録はお休み…… それにしても体調不良の日って読者が捗る。スマホやゲームの画面は目に毒だし、きちんと座って絵や文字をかくのもつらい。その点、本は寝転びながら読めて目もチカチカしないからとてもいい。重た…
『マカン・マラン』の話をまた一つ読み終わった。世界で一番女王なサラダの彼女は、空っぽに悩む人だった。空っぽなことを自覚した彼女に投げられたのは「空っぽなら、埋めていけばいいんじゃないかしら」だった。厳しくて、正しくて、ほんの少し背中を押し…
本を読んでいると文字とは別に頁をめくる手が見える。その自分の手がキレイだったら嬉しい。 キレイというのは、お手入れされていて整っているということ。整っている状態は、そのままの手でもいいし、ネイルなどで飾られていてもいい。私はネイルが好きだ。…
今、『マカン・マラン』では記者がカフェを探しているところだ。探しているカフェは夜カフェなのに、何故か昼に訪れるので見つけられないでいる。 夜カフェの取材に行きたいなら、夜に行くべきではないかと思う。夜に行かないのは、社会人の常識的に昼に依頼…
今日は時間に余裕がなくて、あまり読み進められなかった。時間に余裕がないというか、用事とゲームに時間を費やしたというべきか。用事ついでに買い物をしたのも原因だ。 お店を見て回りながら、たまにはカフェで本を読みたいなと思う。別にカフェだと読書が…
他人の読んでいる本が面白そうに見える現象がある。実際、面白いことが多いというのは事実だけども、自分で見つけるときよりも面白そうに見えるので不思議だ。Twitterでフォローしている人が「これを読んでる」と言及していたり、本の中で「この本を読んだ」…
本っていろんなジャンルがある。日記と小説を読む生活に入って、改めてそんなことを思う。私は本が大好きで図書室に籠る学生生活を過ごしていた。中学まではフィクションの小説ばかり選んでいた。それが高校になって小説以外の本も手に取るようになった。 そ…
本を読むにもいろいろあって、自分が読みたいから読むとき、読まなければならないから読むとき、読んだ方がいいから読むときがある。私は読まなければならない本や読んだ方がいい本に邪魔されて、読みたい本を読めなかった。だから朝と夜の読活は読みたい気…
『マカン・マラン』を外に出て読んだ。夜に鳴く虫や蛙の声をBGMにして本を読む時間は贅沢だ。最近は雨が降ることも多いが、幸運なことに雨はやんでいた。曇り空ではあるものの、煌々と輝く月が雲を跳ね除けている。日常だけど、非日常の空間で、非日常のカフ…